「賃金と雇用を」「医療改悪と庶民大増税許すな」と春闘総行動


 長崎県春闘共闘会議(横林和徳議長)は二十二日、06春闘勝利に向けて「2・22地域総行動」を行い、昼休みデモや宣伝・署名、自治体への要請など、終日活発な行動をくりひろげました。

 県庁や長崎市役所門前など五ヵ所での早朝宣伝や浜町鉄橋(てつばし)での大増税反対宣伝・署名では、「すべての労働者の賃金底上げと若者の雇用を」「医療改悪、庶民大増税許すな」と訴えるビラ約五千枚を配りました。

 また、、県や長崎市、陸運局など十四カ所に、雇用確保や企業の社会的責任などを求める申し入れを行いました。

 昼休みデモには、組合旗やのぼり旗、要求プラカードを掲げた労働者や市民約九十人が参加。市役所前から県庁までの官庁街を、「大企業減税、庶民大増税はやめよ」「戦争のための憲法改悪許すな」などとシュプレヒコールを繰り返し、春闘勝利を訴えました。

 職場に戻る途中でデモを見ていた女性のグループは、「あれ何」「デモよ。賃上げだって」「(私も)いっしょに歩きたい気分」などと話しながら注目していました。

 この日、夜には「規制緩和は暮らしを楽にしてくれましたか」と呼びかけるタクシー労働者への激励行動を実施、労働組合への結集を訴えました。

「しんぶん赤旗」2006/2/23