「被爆体験者問題」で長崎市・茂木で小集会
  田村貴昭衆院比例候補や牧山隆市議候補が参加


 2月15日夜・茂木で「被爆体験者医療給付」改悪問題で、小集会が開かれ、十人が参しました。
 最初に山本誠一市議が、被爆体験者切り捨て問題を国会で真っ先に取り上げ、小泉首相に質問主意書を提出した日本共産党の赤嶺政賢衆議院議員の活動と運動の広がりについて話しました。

 参加者からは、「『被爆体験者医療受給者証』に今回から『精神』という字が挿入されたことによって、精神病扱いにされたとみんな怒っている。精神科は心療内科になり、痴呆も認知症と呼称が変わる時代に政府のやり方は、いやがらせであり、被爆者いじめだ」、「スクリーニング検査で、『あなたは被爆当時1歳だったから、覚えていないでしょう』といわれ一方的に切り捨てられた」、「原爆が落ちたとき私は十歳だった。昼ご飯を食べているときドカ
ンと音がして窓ガラスは粉々に割れた。たくさんの死体が茂木にトラックで運ばれ、海岸で焼かれた。被爆体験者はなぜ、被爆者ではないのか」、「被爆体験者が胃潰瘍で入退院を繰り返しているときは、医療給付を受けられたが、胃ガンと宣告されたとたんに医療給付がストップされ、ショックと怒りで病院を飛び出した人もいる」など、制度の改悪と矛盾に対する怒りの声が相次ぎました。

 牧山降市議候補は、香焼における被爆体験者の切実な訴えを紹介し、「来年の長崎市議選挙で山本誠一市議の後継者として全力でがんばる」と決意を表明しました。

 田村貴昭衆院比例候補は、「熊本では、水俣問題が終わっていないことを知り、お
どろいたが、長崎では戦後六十年経っても被爆者問題が終わっていないことを知り、本当におどろいた。被爆体験者に援護法が全面適用されるよういっしょに運動し、政府交渉には必ず参加したい」と語りました。
 さらに、「私は九州沖縄を回って、各県共通の『焼酎と温泉の通』になった」ことを話すと、会場はどっと笑いに包まれ、「次は演説会で、今の話をしてほしい」という声があがりました。

山本誠一長崎市議の投稿です

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