ふちせ栄子の政見

日本共産党のふちせ栄子でございます。

 給料も年金も減っているのに、住民税が2倍3倍と引き上げられた通知が届けられ、受け取ったあなたの手は、怒りに震えたのではないでしょうか。
 公明党と自民党が国会で決め、県議会では民主党まで賛成し、これほどまでの増税が押しつけられました。
 私たちに増税した分を、そっくり大企業や大資産家の減税に使う政治が、格差と貧困を広げています。 日本共産党は、大企業に、もうけにふさわしい税負担を求め、みなさんの税金を元に戻します。

 もらえるはずの年金が消えてしまうなんて、ひどいですよね。日本共産党は、みなさんに年金の記録をただちに届け、国の責任で一人残らず解決することを求めています。
そして、全ての人に月五万円の年金を支給して、納めた保険料の分は上乗せする制度をめざします。

 県内を回ると、「一生懸命働いているのに、まともな暮らしができない。」と、いう声をたくさんお聞きします。私は、長崎県の最低賃金時給611円で一ヶ月、生活してみました。すると洋服は一枚も買えず、映画や音楽を楽しむこともできず、コーヒー一杯を友達と飲むこともがまんして、食費を削って削ってやっとの生活でした。憲法25条で保障されているはずの健康で文化的な最低限度の生活すらできません。
 私は、最低賃金をせめて時給1,000円にすることを求めます。

 「お金の心配をしないで、医療を受けたい。」という声も、お聞きします。3人の娘を育ててきた私には、痛いほど良くわかります。
 私は、国の制度として、小学校入学前のこどもたちの医療費を無料にします。国保料を国民ひとりあたり1万円引き下げ、安心して医療を受けられるようにします。

 憲法を守れるかどうかも大事な争点ではないでしょうか。
 久間前大臣の「長崎への原爆投下はしょうがない」との発言は、被爆者と県民のみなさんの核兵器廃絶の願いをふみにじるものであり、決して許すことはできません。
核兵器廃絶の願いは、二度と戦争をしないと誓った憲法9条と固く結びついています。
 9条を変えて、アメリカと一緒になって、海外で戦争のできる国にしようとしている自民党・公明党・民主党に核兵器廃絶の願いを託せるでしょうか。憲法9条守れの願いは、日本共産党と私、ふちせ栄子に託して下さい。

 みなさんに、ぜひ、知っていただきたいのです。日本共産党は、企業・団体から一円も献金を受け取っていません。だからこそ、ただ働きの実態を国会で追及して、この5年間で852億円の未払い残業代を取り戻しました。

 他の政党は企業献金だけでなく、国民の税金である政党助成金も、平気で受け取り続け、その額は3700億円にもなっています。
 日本共産党は、政党助成金はなくして、税金は全て国民のために使うべきだと求めています。こういう確かな野党が伸びてこそ、政治が変わります。
 比例代表では、日本共産党。選挙区ではふちせ栄子へのご支援を、心からお願いいたします。