支部の党員の姿勢に学び、100%の力出し切り比例目標実現へ

 2006年7月8日、諫早市で開いた「2007年参院選挙・いっせい地方選挙勝利めざす活動交流決起集会」でのふちせ栄子参院候補の発言を紹介します。

  みなさん、お疲れさまです。選挙区候補のふちせ栄子です。1年後に迫った参議院選挙。絶対確保の比例5議席。その責任を果たすため、長崎で5万5000票を獲得し、春名なおあきさんを必ず国会に送り出しましょう。
 その力が、田村貴昭衆議員の誕生につながり、長崎を活動地域とする国会議員を私たちは4人持つことになります。

12年前の喜びを必ず再び
 長崎県委員会は、今年も7月18日19日の日程で、政府交渉を行います。私は、いま、県議・市議・町議のみなさんから出された50項目を超える要望をまとめています。どの要望も、本当に切実なものばかりです。5年間の小泉「構造改革」によってもたらされた県民のみなさんの苦難を解決するには、12年ぶりに連続して戦われるいっせい地方選挙と参議院選挙で勝利しなければなりません。
 私は、12年前のいっせい地方選挙を町議候補として戦い空白を克服しました。連続して行われた参議院選挙では、5議席から8議席に躍進し、みなさんと喜び合いました。これが、その時に配布した「大瀬戸民報」です。
 先ほど、県委員長から報告がありましたようにニ中総では、ふたつの選挙をたたかう構えについて、@段階論に絶対に陥らず参議院選勝利を全面に立て、比例を軸にの立場を堅持して目標をやりきる。Aいっせい地方選は、これまで以上に激しく争われる政党選択、政党間闘争に競り勝つ構えを確立する重要性が強調されました。
 私は、今度は、選挙区候補者として比例5万5000票を獲得するために、自分の持てる力を100%出しきり、みなさんと一緒がんばることを改めて決意しています。どうぞ、よろしくお願いします。

支部が主役の党活動の前進で参院候補の活動保障
 みなさん、私は、支部が主役の党づくりをみんなですすめていけば、選挙に勝てる強く大きな党になれると確信しています。私の地元、大瀬戸支部は昨年4名の入党者を迎えました。今日、この交流会にその2名の同志が参加しています。原則週に1回の支部会議を定着させることができた支部は、いま、みんなで新聞の拡大・配達・集金を担える支部へ脱皮をしようとしています。
 選挙区候補者になった私の活動時間を確保するためです。一人の同志からは、読者があまりにも少ないと驚かれ、地域の配達と集金をふたつ返事でひき受けてくれ、読者を増やしてくれています。
 もう一人の同志は、「支部会議で配達を頼まれた時には、配達なら夜中でもできるとひき受けた。しかし、集金は読者と対面しなければならない。集金もひき受けることができるのか。その日から葛藤が始まった。配達をはじめて数ヶ月。やっと、決意して集金をすると、ある読者からいつも渕瀬が来るのにバイトかと尋ねられた。その時に自分は、いいえ、私は日本共産党に入り配達と集金をしています。と、答えた。気持ちがすっきりした。」と、語ってくれました。

支部の党員の姿勢を学び私も変わる
 選挙に勝てる大きな党を作るために、同志が悩みながら一つ一つを乗り越えようとしています。それに照らして、自分の選挙区候補としての活動はどうであったろうかと、思わずにはいられませんでした。このことが、きっかけにもなり、また、ニ中総が報告されたこの決起集会の場から、私は、文字通り自分の持てる力を100%出しきろうと決意しました。

許せない。地方切り捨てのこの政治
 昨日は、新聞配達を支部のみなさんにまかせて、離島である松島に渡り、郵便局長と懇談をしてきました。田村貴昭候補も奄美大島に渡られています。ご存知のように、郵政公社は、1048に及ぶ郵便局の集配業務廃止を公式に発表しました。長崎県内でも18局がその対象になっています。
 松島郵便局では、現在6人の職員がいますが、2人になってしまいます。集配に対する苦情があっても、いっさいタッチできず、集配のキー局になる時津町にある西彼杵郵便局に連絡してもらわないといけなくなるとのことです。明かにサービス低下です。地方切り捨ての政治を許すわけにはいきません。

初当選の根本の力は読者の拡大。当時の気持ち思い起こして
 私が、初めて町議候補になる決意をした時に、当時の地区委員長(現県委員長)から、空白克服するためには、読者を100人にしなければ戦えないと言われました。当時は、配達・集金の苦労を知らなかったこともありますが、決意してから投票日まで2ヶ月しかありません。20人もなかったところからスタートして、選対長に作ってもらったこの表を、新聞を増やすたびに一つ一つぬりつぶして、目標を達成しました。
 この選挙では14票足りずに惜敗しましたが、4年後空白克服しました。この時の気持ちにもどって、参議院選挙で5万5000の比例票を必ず獲得するために、「しんぶん赤旗」読者を増やし、仲間を増やして頑張ることを決意し、私の発言とさせていただきます。