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【堀江議員】
「長崎県の責任で、安心でおいしい主食を保育所の3歳児・4歳児・5歳児に提供することに関する陳情書」ですが、見解を教えてくれませんか。
【嶋田こども未来課長】
現在、確かに3歳から5歳までについては保育所の補助金の中には付されておりません。これについては、国の方にも改正の意向があるかどうかという確認はしましたが、現在のところ予算上の問題もございましてなかなか難しいという見解がございます。
県単独でやるということにつきましては、現在のところはまだ検討をしておりませんし、今後についても、今のところ検討はしていない状況でございます。
【堀江議員】
この陳情の趣旨の(2)の「国に対し」という部分についても検討していませんか。県がすぐにというのはもちろん無理だと思うんですが、国に対し、こうした主食が提供できるようにと要望を検討していただけませんか。そういう検討をするかどうかということについてはどうでしょうか。
【嶋田こども未来課長】
先ほど申しましたように、一応、国の方には確認をしました。その中では、国としては現在のところなかなか難しいという回答を得ました。先般ご議論いただきました平成25年の制度改正の中でどう見られるかというのを少し注視をしたいとは思っております。そういう状況でございますので、現在のところ国の方への要望というのは考えておりません。
【堀江議員】
陳情の理由にも挙げられていますように、3月31日までは2歳児で熱々の温かいご飯が保育所で食べられていたのに、4月1日にクラスが3歳児になっただけで温かいご飯が食べられないというのは、なかなか市民や県民に知られていないのが実態です。
しかし、これはもとをただせば62年経過した中で法律上の問題、そこまできちんと見ていないということは私は大きな問題だと思います。実態に即して改正されるべきところは改正されるべきだと思いますので、ぜひ国に対しても陳情の趣旨で要望してほしいことをこの機会に発言しておきます。
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