2011年2月県議会文教厚生委委員会
子ども舞台芸術鑑賞鑑賞3/10
【堀江議員】
 次に、文化を担う“人づくり”事業について質問したいと思います。

 私が気になるのは、子ども舞台芸術鑑賞事業が前年度に比べて1,030万円減になっているということです。この子ども舞台芸術鑑賞事業というのは、それぞれの学校にとっても非常に大事な事業ではないかと私は思うんですけれど、この減の影響というのはどのようになるのか教えてください。

【谷本学芸文化課長】
 委員ご指摘の子ども舞台芸術鑑賞事業についてご説明いたしますと、これは小中学校を対象にする部分と高等学校を対象にする部分の2つに分かれております。

 今回、高等学校を対象にする1,030万円の部分の事業を取りやめて、2013長崎しおかぜ総文祭に向けて事業を充実していこうという方向で、限られた予算の中で優先順位をそちらに絞ったということでご理解いただければと思います。

【堀江議員】
 この子ども舞台芸術鑑賞事業というのは、子どものために優れた芸術を体験しようということで、派遣公演であったり、派遣事業であったりとかしてきていたと思うんですが、子どもたちが芸術に触れる事業費が1,000万円減るということは、回数が減るということになるということですか。

【谷本学芸文化課長】
 高校生に限って言えば、そのとおりであります。小中学生については、そのまま維持をするということでございます。

【堀江議員】
 こうした事業というのは予算を減らす方向ではなくて、ぜひ増やす方向で検討していただきたいと思っております。