2010年3月議会 文教厚生委員会
長寿祝い金について
【堀江議員】
 老人福祉援護費について質問いたします。

 この中で出発セカンドライフ支援事業というのがあるんですが、これは長崎県が負担割合が10分の10、県が100%出す事業ですけれども、これは骨格予算でありながら前年度と同額です。この事業そのものは私はいいと思うんですが、お尋ねしたいのは、骨格予算という中で県の負担割合が10分の10という事業の判定というか、今年度新たにする、しないという基準というのがあるんですか。

【田中長寿社会課長】
 継続事業ということで全体の予算を計上させていただいているというふうに思っております。

【堀江議員】
 継続事業だからやるんですね、一つの考え方として。だから骨格予算でも計上するというふうに理解をしました。

 なぜ私がそういう質問をするかというと、同じ老人福祉援護費の中に長寿祝い金がありますよね。これは、多年にわたり地域社会の発展に寄与してきた高齢者に対して、祝い金と記念品を贈ると。100歳の方に1人5万円贈るんですね。

 これは、出発セカンドライフ支援事業と同じように県の負担は10分の10ですね。これも同じように平成18年度から続いている事業です。ですが、今回の予算にはこれはゼロです。昨年3,000万円計上されていましたけれども、今回はゼロです。それはどうして計上されていないの。

 出発セカンドライフがだめだとは言っていないのよ。これはこれでいいと思うんですが、同じように100%県が出して、継続事業という判断だけからすると、長寿祝い金も平成18年度からやっている継続事業、しかも3,000万円、それなのに今回は骨格予算で計上がゼロというのはどうしてですか。

【田中長寿社会課長】今回の予算は骨格予算になっております。当該経費につきまして、政策的経費として整理されたため、今回事業費は見合わせ、次回の6月議会に上程させていただきたいと思っております。

【堀江議員】
 政策的経費ということは、長寿祝い金を新年度にやるかどうかというのは知事の判断に任せたということですか。

【田中長寿社会課長】
そういうことでございます。
【堀江議員】
 そうであれば、今の段階、長寿祝い金を出さないとはなっていないわけですね。

 6月の補正で組むかというのは知事の判断ということで理解をいたしました。