:9月議会を前に県政懇談会を開きました
 日本共産党長崎県会議員団(中田晋介、西村貴恵子両県議)は九月定例議会を前にした十二日、長崎市の県勤労福祉会館で懇談会を開き、県内の諸団体代表らと県政の諸問題について意見交換しました。

 西村県議は、乳幼児医療無料化や歴史教科書問題など、六月議会とその後の県議団の活動について報告しました。

 中田県議団長は十四日からの議会について、@新たな情勢のもとで諌早湾干拓事業の中止、水門の常時開放・干潟の再生を求める、A介護保険料・利用料の減免、国保税滞納者からの「保険証取り上げ」など福祉問題、B市町村合併問題、C米軍基地問題などの諸課題
を取り上げ、要求実現に全力をあげる決意をのべました。

 参加者からは、「高い介護保険料に加え、医療改悪が追い打ちをかける。力を合わせた運動を」「介護保険の要(かなめ)であるケアマネージャーの支援策を急いで」(県社保協)「サービス残業中止への県の指導を徹底させてほしい」(県労連)など、活発な意見や要望が出されました。

 六月議会への請願締め切りは十九日、陳情締め切りは二十五日です。
 2001年9月14日「しんぶん赤旗」九州版より