「しんぶん赤旗」2011/5/19
島原市政と日本共産党 
国保税引き上げストップ可能

 22日告示(29日投票)の島原市議選(定数21、立候補予定26人)で、日本共産党は、しまだ一徳候補(63)=現=が議席確保をめざします。

 昨年12月議会では自民・公明などの賛成で、国保税1人あたり1万2千円、4人家族で約5万円もの大幅引き上げ案が可決されました。島原市は、県下で2番目に高い国保税となりました。

 しまだ候補は「全国の7割の市町村がやっているように、引き上げ分を市が負担すれば、引き上げをストップできます。一般会計210億円の1%を回すだけで、引き上げしなくてすむのです」と主張しています。

 旧有明町議時代、しまだ候補が市民と力を合わせて実現した、高齢者へのタクシー券の支給と第3子の保育料無料化。島原市全体の施策とするよう求め、実現しました。市民の立場で市の財政を厳しく監視し、コンピュータなどの購入方法を改善させ、約2億円のムダをなくしました。

 東日本大震災を教訓に、「住民のいのちを守ることこそ、政治の責任」と市の防災計画の抜本的見直しを訴え、避難所の再検討や新たな確保、水道施設の耐震化などを求めています。

 地域経済を元気にする住宅リフォーム助成制度の実現に取り組んでいます。農漁業と地域経済を破壊するTPP(環太平洋連携協定)参加に反対を表明しています。