「しんぶん赤旗」2010/10/28
党県議の値打ち−長崎 
住民利益第一に 堀江ひとみ県議

子どもの医療費無料化にライフワークで 
 五島列島の奈留島で育ち、中学卒業後は愛知県に集団就職。高校、大学と夜学で学んだ堀江ひとみ県議(長崎市区・定数14)のモットーは、「お金の切れ目を命の切れ目にさせない政治をつくる」ことです。
 だから市議時代の4期16年間も合わせ、子どもの医療費無料化とその拡充をライフワークとして取り組んできました。

 この間、多くの父母や県民と力を合わせた運動が、ゼロ歳児まで、3歳児まで、そして就学前の子どもたちまでと、長崎県の医療費助成制度を拡大させていきました。
 しかし、いったん窓口で全額払わなければならない償還払い方式のために、「もっと使いやすい現物給付方式に」という声が強まりました。

 堀江県議が2007年初当選した直後の6月県議会の一般質問で県知事に迫ったのが、「現物給付」の実現でした。
 議会で訴え続けて3年。新しく就任した中村法道知事は今年の6月議会で「現物給付」方式に切りかえることを、ついに表明したのです。「これで財布の心配なく、病院に行けます」と多くのお母さん達が、歓迎しています。

道理ある提案で知事を動かす
 全国的に吹き荒れる「派遣切り」。長崎県でも県がa億円も補助金を出しているソニー長崎が、2008年暮れに派遣社員百人を解雇しました。堀江県議は2009年2月議会でこの問題を取り上げ、ソニーの不当性を訴え、「雇用継続」を知事に求めました。
 当時の金子源二郎知事は派遣会社社長に対し、「雇用の継続」を要請しました。道理ある提案が知事を動かしたのです。

 「解雇された私たちと同じ立場で知事に迫る堀江県議の言葉に感動し、勇気をもらいました」と、元派遣社員の横山晃さんは語っています。

県政のムダに切り込む
 この10年間に生活保護を受ける人が1000人あたり7人も増え、所得も減り続ける長崎県。それだけに、「ムダをなくし、くらしと福祉の充実を」という声は切実です。

 しかし、長崎「新幹線」、諌早湾干拓、石木ダム、県庁舎移転計画…など無駄な大型事業が目白押しです。堀江県議は「佐世保市の1万トンの漏水対策をすすめれば、石木ダムは不要」と、ズバリ指摘し、無駄な事業の中止を求めました。「県議会で県民の立場で、スジを通しているのは堀江さんだけですね」と地元マスメディア関係者も、その姿勢を評価しています。

 新日本婦人の会長崎支部の木永朱美さんは「県議会の堀江さんは、私たちの声を届けてくれる『宝の議席』です。再選のために一緒に力を尽くしたい」と、エールを送ります。