「しんぶん赤旗」2010/5/19
政治を変える 参院選挙区候補 
長崎 ふちせ栄子さん 
有明海再生へ開門早く


 被爆地の代表として、NPT再検討会議が開かれたニューヨークで志位和夫委員長らとともに核兵器廃絶を訴えました。

 今、普天間基地の無条件撤去と合わせ、「ナガサキと沖縄の心を結び、核も基地もない平和な日本をつくりましょう」と呼びかけています。

 諫早湾干拓事業、長崎新幹線建設、石木ダムなど大型公共事業が進められる長崎県で、税金のムダ遣いは許せないと事業の中止・見直しを求めています。

 開門調査の行方が山場を迎えている諫早湾干拓事業。「有明海再生のために一刻も早く開門を」と訴えています。

 18日、開門を求める漁民の海上パレードにかけつけ、エールを送りました。石木ダムでは、建設に反対して座り込みを続ける地権者を激励し、行動をともにしました。

 県内キャラバンにとりくみ、さまざまな団体と懇談を重ねています。漁協では、不漁や魚価の低迷など悩みが語られ、ふちせ候補は、「農漁業が元気にならないと地域は元気になりません」と第1次産業の重要性を強調。

 障害者施策への切実な要望が出された障害者施設では、自らも施設で働いた経験を語り、障害者が人間らしく生活できる施策の実現に力を尽くす決意を述べました。

 「民主党は期待はずれだった」「政権は変わったがこれからが心配」など新政権に対する不満とともに「政策を党派を超えて考えなければ」「これからは共産党」などの声が寄せられています。

 「政治を変えたい」―その期待に応えようとフル回転の毎日です。