「しんぶん赤旗」2009/6/27
総選挙目前
 「比例は共産党」正面から訴え
 「もう自民にはまかせられない「

 総選挙が目前に迫り、長崎県内でも各党派が動きを強めています。日本共産党長崎県委員会は、衆院比例九州・沖縄ブロックの2議席確保のため比例で5万5千票を獲得しようと奮闘しています。

 構造改革路線と経済危機で国民生活がかつてない苦境に追い込まれ、県内でも「もう自民党には任せられない」という声が広がっています。

 自民党はこれに危機感を募らせ、毎週の朝立ち、公民館ごとの小集会を展開。ポスターを数多く張り出しています。

 一方、民主党は「政権交代」を大きく打ち出し、労組の締め付けや党幹部の投入などで浸透を図っています。公明党はバス停や銭湯で「公明党を頼む」となり振り構わぬ支持拡大を進めています。

 社民党は民主党と協定を結び「政権交代」をと同党をバックアップしています。

 県内の党支部・後援会は、「共産党が伸びてこそ国民の切実な願いを実現することができる」と支持拡大、つどいや宣伝に奮闘しています。

 県内に広がる「つどい」では党への期待と共感が広がり、「党を丸ごと知ってもらえる」と好評です。

 南島原市の小林ともなり市議候補は「『比例は共産党』と正面から訴えることが大切」と新たに120人以上に支持を広げています。

 自民、民主の政党カーが選挙本番なみに動いている五島では、党も連日宣伝カーを運行し、街頭から訴えています。

 「自民党ではくらしはよくならない。比例は共産党とほかの人にも勧める」「鳩山代表の9条改憲案に驚いた。比例の1票は危険を食い止める力。本当にそうね」など日本共産党へ期待が寄せられています。