得票目標を総選挙でも、市議選挙でも
 五島市で県委員長迎え選挙学校

 7月6日、日本共産党五島群委員会は、山下満昭県委員長を講師に「選挙学校」を開きました。

 山下県委員長は冒頭、「前回の総選挙で小選挙区の候補者を立てない中、五島では得票も率も前進させたことは全国から注目されている。過去最高票の1.5倍をめざす衆院選と定数4減で3議席確保をめざす市議選は、五島にとって前代未踏の領域への挑戦。高い志で頑張り抜こう」と呼びかけました。

 情勢では全国と県内のエピソードを次々紹介しながら、「新しい政治プロセスのただ中にあり、広い視野に立ち、自らの奮闘で風を起こすことが大切」と力説しました。

 そして、衆院比例の選挙と市議選挙をそれぞれ追及してこそ「相乗効果」が生まれるとして、二つの選挙も共に推進することの大事さを強調しました。

 山下県委員長は、要求を基礎にした論戦のあり方や宣伝戦での新しい工夫などについて、全国と県内の例を示しながら、詳しく解明しました。

 党活動については、「つどい」の開催、後援会活動、党勢拡大の活動を三位一体の活動として貫くことが大事。全支部がつどいを開き、小さな集落単位の開催に挑戦すること、党員拡大に大胆に取り組みながら、前回総選挙時と市議選時の読者を回復することなどを訴え、2時間の講義を終えました。

 富江町から参加した党員は、「非常に分かり安く元気の出る話だった。講義を力に頑張りたい」と感想を語ってくれました。