「改めて党員としての心構えを教えられた」
党県委員会が綱領を語る青年講座開く

 日本共産党長崎県委員会は、9月19日夜、青年党員を対象にした綱領学習会を党県事務所で開きました。

 講師を務めた山下満昭県委員長は、五中総で「綱領を語り、日本の前途を語る大運動」が提起されたことを紹介し、「綱領を学ぶことが今非常に大事」と強調しました。
 
 山下氏は章ごとに綱領の文書を読み上げながら、どうして綱領は戦前から始まっているのか、日本の情勢の特質と天皇制の問題、国際情勢などについて、長崎県でのレッドパージ、ソ連の干渉とたたかった岩崎ちひろのエピソード、弱肉強食のアメリカ社会の実態などを紹介しながら、詳しく語りました。

 そして、地球と日本の歴史を紹介しながら、生産力の発展を基礎に社会を発展させてきたのが人類。社会主義・共産主義の社会になれば、どのような可能性が開けるかについて語りました。

 最後に、綱領学習を前進させるためにも、講師資格試験を積極的に受験するよう、呼びかけました。

 参加した青年党員たちは、「久しぶりに綱領を学習して、党員としての心構えを教えてもらいました」、「印象に残ったのは、安保は日本が拒否を突きつけることができるという話し。何と簡単な話があるじゃないですか」、「綱領のことが非常に理解できました」、「現在の資本主義社会が最もよい社会でないというところに共鳴しました」、「綱領の全部は知らなかった。要点の説明ですごく分かりやすかった」…など、参加した9人が全員感想を書いてくれました。