2007夏季議員研修会を開く
新しい情勢のもとで、議員活動の充実を

 日本共産党長崎県委員会は8月28日と29日、2007年の夏季議員研修会を、長崎市内の「式見ハイツ」で開きました。
 一日目、山下満昭県委員長が、「合併で自治体数は四分の一に、党の議員数は半減した。それだけに、議員活動の発展が求められている」と開会あいさつ。
 つづいて党中央自治体局の金子邦彦次長が「地方政治と地方自治をめぐる動向とたたかい」と題して、約3時間講演しました。

 金子氏は、最初に参議院選挙の結果をどう見るかについて、詳しく解明。自公政治に厳しい審判が下った新たな情勢に確信持って活動しようと呼びかけました。
 つづいて、道州制を本気になって導入しようとするなど、地方自治つぶしをねらう政府や財界の動きなどについて、多くの資料を駆使して詳しく紹介。「こうした動きもしっかりつかみ、自治体と議会の中での活動を強めよう」と呼びかけました。
 また、政務調査費の問題について、共産党としての基本的な考え方を示し、この問題では攻勢的な姿勢で臨むことが大切と述べました。

 一日目の夜は、活動交流の懇親会をおこない、参加した議員が全員発言しました。

 2日目午前中は、「後期高齢者医療制度」について、「しんぶん赤旗」の連載記事と「女性のひろば」の特集記事で学習しながら、それぞれが発言し理解を深めました。そして、9月議会で様々な形で取りあげることを確認しました。
 午後は、合併にに伴う議員活動について、悩みや活動経験を出し合いました。そして、お互いが学びあって今後に生かすことにしました。