「選挙をたたかう元気がわいてきました」
党県委員会が県選挙学校を開きました

 9月16日午後、日本共産党長崎県委員会は諫早市で、党中央委員会選挙対策局の田熊和貴さんを迎えて、「全県選挙学校」を開きました。
 議員や候補者、党支部の代表など県下から集まった130人が参加。具体的でユーモアあふれる田熊さんの話に、会場はしばしば明るい笑い声に包まれました。

政治の「流れの変化」をとらえ、「攻めの選挙」を貫こう

 田熊さんは、「来年2つの選挙では、政治の『流れの変化』をとらえ、『攻めの選挙』を貫くことがなにより重要です」と強調しました。そして、政治の流れを変えた要因として、@自民党政治と国民生活との矛盾とともに、A日本共産党の道理ある主張が国民の心をとらえ、情勢を動かしていることを、全国の豊かな実例を示して具体的に解明。「流れの変化は全国あらゆるところに満ち満ちている。この新しい情勢の特徴を実践によりつかみ、情勢の変化にふさわしく、これまでの延長線上ではない、攻めの選挙を貫こう」と呼びかけました。

草の根の力の発揮で、党を語ることが勝利のカギ

 田熊さんは、政治の「流れの変化」のなかで生まれた、自民党支持を離れた多くの保守層や新しい無党派層への接近方法として、二つのことを強調しました。
 一つは、県下の党支部が、「支部が主役」の小集会の役割を重視すること。もう一つは、候補者が各団体の代表と懇談することの大切さです。その上にたって、「支部は候補者を頼りにしないで『支部が主役』で気軽に繰り返し小集会を開き、候補者は徹底して党外の団体と懇談・交流することが必要です」と訴えました。
 
 参加者からは、
●選挙学校…難しい話になるのかなと思ってたのですが、楽しくて、しっかりたたかう内容を押さえていて、とてもすばらしい内容でした
●初めて支部主催の集会を開こうとしているので、とても参考になりました
●選挙をたたかう元気がわいてきました
 などの感想が寄せられました。