二大政党制づくりをうち破るためには、一人ひとりが輝く明るくてあたたかい支部づくりが大切と、日本共産党長崎県委員会は十二日、党中央組織局の岩切幸子さんを迎えて、学習・交流会を開き県下から百三十人が参加しました。
 最初に、支部長四人が発言。新たに指導部を選び前進を始めた経験、地方選での敗北から「みんなが活動する」支部をめざし努力を始めた支部、職場支部で支部ニュースを発行し党員の心をつなぐ努力を始めたなどの活動が紹介されました。
 「長崎のみなさんの活動からも多い学びたい」と切り出した岩切さんは、「党生活確立の三原則」はなぜ提起されたか、そのためにどの様な努力が大切かについて、全国の支部の実践例を紹介しながら、詳しく語りました。そして、「党員を大切にすること以上に大切なことはない」ということを合い言葉に活動している地区委員会の例を引きながら、「人間を大切にする党が、仲間を放っておいていいのでしょうか」と問いかけ、党員訪問に踏みだすことなどを、呼びかけました。
 また、質疑応答の時間には、「支部や地区の指導体制をどうつくればいいのか」などの質問についても、ていねいにこたえました。 
 参加した人たちからは、「党員として人間として何が一番大切なことなのか、思い知らされました」(市議)、「話の内容は胸に落ちることばかりでした。さっそく十二月中に党員訪問したい思います」(支部長)などの感想が、数多く寄せられました。
 十二月を「党員訪問月」に設定している県委員会は、この学習・交流会を力に、三原則の確立のため機関と支部が力を合わせようと呼びかけています。

ひとり一人が輝く明るくてあたたかい支部づくりを

 学習・交流会を開きました

党支部の経験を語る佐世保市の支部長

岩切さんの話を熱心に聞く参加者