党伊王島支部が結成40周年祝賀会開く

 2004年12月11日、日本共産党の伊王島島支部(西彼杵郡伊王島町)は、支部結成40周年の祝賀会を開催しました。

 伊王島は長崎港から12キロ、山田洋次監督の「家族」の舞台となった元炭坑の島です。
 この島では炭坑の時代に党支部が結成され、労働条件の改善などをもとめて労働組合の中で、頑張っていました。党支部の活動は多くの労働者から信頼され、以前の「同盟系」の労組でありながら、「政党支持は自由」で、日本共産党員が組合委員長をつとめていました。
 炭坑閉山後も労働者党員は島に残り、支部の活動を続け、住民本位の町政をつくるために頑張りつづけました。
 
 公害企業の誘致に反対して島の自然をまもったことが、後のリゾート企業の進出につながりました。
 また、福祉と教育の町づくりのためにも一貫して頑張り、一時は共産党が与党の町政をつくることができました。
 就学援助制度、高校生の通学費への助成、高齢者への医療費助成、町独自のお年寄りへの見舞金制度など…、他の町にはない島のすぐれた福祉制度は党支部と町民の共同でつくりあげたものです。
 そして現在、定数10の議会で2人の党議員をもつ政党として、伊王島の人々の信頼を集めています。

 祝賀会では、佐藤郁雄支部長のおんどで乾杯したあと、山下満昭長崎県委員長、寺田敏之南部地区委員長も祝辞を述べました。
 また、来年1月に長崎に合併されることから定数1の市議選が行われますが、その予定候補の内田隆英町議も、必勝の決意を述べました。
 参加した党員や後援会員は、楽しく語らいながら、新しいたたかいへの決意を固め合いました。
    

佐藤支部長の音戸で乾杯

市議選への決意を述べる内田隆英町議

楽しく語らう女性党員と後援会員

支部の歴史を語る内田政知元町議、元支部長