支部と後援会が主催して
県政と市政を語る会
 日本共産党は大規模な演説会だけでなく、地域や職場の支部が開く「ミニ演説会」を開くことを重視し、各地でとり組んでいます。
 このうち、長崎市の城山支部と後援会が開いた「語る会」を紹介します。
長崎市・城山支部と後援会
 2002年12月15日、長崎市で活動する日本共産党城山支部は、地域の後援会と一緒に「県政と市政を語る会」を開きました。
 長崎市でおこった入札妨害事件では5人の市議が逮捕され(15日現在)、市民の大きな怒りをかっています。
 また、1月の県知事選挙をめぐる違法献金疑惑も、県民をあきれさせています。
 こうした市民の気持ちにこたえようと、城山支部では後援会と一緒に演説会を開くことを計画しました。しかし、せっかく集まってもらうのなら、参加した人たちの声も聞けるものにしようと、「語る会」にすることにしました。
 当日は、近所の人たち25人が会場の公民館に集まってくれました。
 長崎市の中田剛市議は、市議らの不正についてくわしく報告。最低価格と一円もちがわない入札が、まだ数件あると話すと、参加者はみな驚き顔でした。
 中田晋介県議は、疑惑追及を妨害した県議会議長の横暴を糾弾するとともに、自民党県連の収支報告書の実態を紹介。政治活動費として、高級料亭やクラブなどでの飲み食いに支出されていることを暴露すると、どよめきが起こりました。
 2人の話が終わったあと、懇談会になり、参加者からは「入札はどのようにして決まるのか」、「辞職した市議はなぜ退職金を辞退しないのか」など、様々な質問が寄せられました。 
中田剛長崎市議
中田晋介県議
演説会に集まった人たち