もっと住民に役立つ議員活動に
地方議員研修会で、経験を交流し、学びあいました
 有権者から選ばれて活動している、県、市、町の議員は「党の宝」です。
 議員のみなさんが、もっと住民に役立つことができるように、党長崎県委員会では毎夏泊まり込みで研修会を開いています。
 今年(2001年)9月1日〜2日に雲仙で開かれた、研修会のようすをご紹介します。
 研修会は1日午後1時から、国民宿舎「青雲荘」で始まりました。
 最初の講師は、深町孝郎県委員長。参議院選挙の結果をどうみるか、次の衆院選や統一地方選挙で躍進するために党の力をどうつけるか、などについて話しました。
 このあと自由討論。活動上の悩みや喜びなどが率直に語られました。
 1日目の研修が終わると、夜は議員同士の親睦会です。五島、壱岐、対馬、本土各地でがんばっている議員さんたち。
 久しぶりに会っただけに、議会のこと、家族のこと、選挙のことと大いに話しがはずみます。
 当選回数別にそれぞれが「1分間スピーチ」。写真は西村貴恵子県議を含めて、1期目のみなさんです。
 一期目でも、みなさんすごい活躍をされています。 
 45人の議員のうち、一番長いのは8期目のみなさんで、3人います。香焼町、伊王島町、時津町と3人とも西彼杵郡の町会議員さんです。
 副議長の経験者や、議会運営委員長など、ベテラン議員はそれぞれの議会の中でも重要な役割をはたしています。
 二日目午前中は、中田晋介県議が講師で、「市町村の合併問題にどうとりくむか」が、テーマでした。
 講師の話を受けて、発言がとぎれずつづき、予定を1時間もオーバーするほど。合併のデメリットを住民の目線で明らかにし、国・県の合併押しつけに反対する運動をそれぞれの自治体でおこしていくことを確認しました。
 お昼はバイキング料理。それぞれが、好みの料理を皿に取り、おいしくいただきました。はりきって勉強しているので、「お腹がすいて」と、みなさん元気良く箸と口を動かしていました。
 昼休みのあと、午後は西村県議を講師に、「当面する自治体問題」について。
 福祉、教育、雇用、中小企業対策、環境問題…。小泉内閣のもとで県民の暮らしは大変厳しくなり、様々な問題が山積しています。
 どのようにして解決するのか、どうしたらよいか、活発に話し合いました。
 ユーモアあふれる発言に講師もニッコリ。
 各自治体の議員の任務は重く、日々多忙を極めています。それでも、明るく、元気に「住民こそ主人公」の立場でがんばっているのが、日本共産党の議員です。
 「非常に有意義な研修会でした。みなさんの発言から多くのことを学びました。地元に帰ってがんばります」…。
 こうした思いを胸に、二日目の夕方散会しました。