西彼町議選で岡孝一さんが
トップ当選
 「すごーい」。7月1日深夜、開票所の西彼町環境センターは大きなどよめきに包まれました。日本共産党の岡孝一さんが町議選挙でトップ当選したのです。
 日本共産党は議員のいない自治体をなくすことに力を入れています。西彼町では4年前に議席をなくして、今回再挑戦した選挙でした。
 その頑張りのようすを写真で紹介します。
 候補者の岡孝一さんは元高校教師。議席をなくしたこの4年間、毎議会ごとに傍聴し、「西彼民報」でそのようすを知らせてきました。
 また、宣伝カーをつかい、街頭から演説し時々の政治問題や党の政策を訴えてきました。
 選挙が近づいた5月からは、毎日のようにマイクを握って訴えてきました。
 共産党の支部が署名を集めるなど、10年越しの運動で実ったのが、岡孝一さんが住む地域にある「鰐淵橋」の拡幅でした。
 6月に工事が完成し、そのために一貫して努力してきた岡さんも感慨深げでした。
 こうした「住民の要求を実現する活動」は共産党の支部が大事にしている活動です。
 6月26日告示されました。定数18に対して20人が立候補しました。
 岡孝一候補の自宅事務所前での出陣式には70人が集まりました。岡候補の教え子である、ある町の町会議長も応援にかけつけ、演説してくれました。
 決意を述べる岡候補の横は、長女のさおりさんです。
 出陣式では、岡候補の教え子で西彼町に住む川下新吾さんが、あいさつ。岡候補を尊敬する気持ちがにじみ出たあいつは、聞く人の心を強く打ちました。
 この後川下さんは仕事を休み、選挙中岡候補と行動を共にし、最終盤にはアナウンサーとしても奮闘。岡候補の当選に大きく貢献してくれました。
 候補者カーから訴える岡候補。特に、「長崎と佐世保間の直通バスの復活を」、「国保税を一世帯2万円の引き下げを」の訴えは大きな反響をよびました。演説すれば必ず町民が聞きに出て、熱心に聞いてくれ、あつい声援を送ってくれました。「素晴らしい手応えがある」と岡候補。
 「西彼民報」は選挙の争点や、日本共産党の政策をわかりやすく報道。他の町から共産党員や後援会員がボランティアでかけつけ、暑さのなか全戸に配布しました。
 「西彼民報を見ています。初めて国保税のことを知りました」など大きな反響が寄せられ、大きな力となりました。
 選挙戦は総力戦。あらゆる頑張りをしてこそ、勝利できます。
 選挙中岡候補は朝の7時から町に出て、通勤する町民に「朝のあいさつ」をつづけました。
写真は横浜からかけつけた、次女のやよいさんと一緒にあいさつしているところです。
 連日くり出した宣伝カー。党の政策や主張を自由に訴えることができます。最終日は西村貴恵子県議がかけつけ、夜の八時まで、心をこめて日本共産党への支持を呼びかけました。
 「バス問題など町民の反応がすごい。こんなに反応がいい選挙は初めて」と、西村県議は確かな手応えを語ってくれました。
 岡候補の家族、党の西彼支部の人たちや後援会のみなさん、また自発的に応援してくれた町民の方々…。
 電話での岡候補への支持の呼びかけは、最終日まで懸命におこなわれ、対話がはずみました。「私たちの願いが託せるのは共産党の岡さんだけ」という、期待の声をたくさんいただきました。
 選挙の最終日、事務所前で最後の訴えをする岡候補。町民や地元のみなさん、後援会の人々、泊まり込みでがんばった党南部地区委員会の選挙対策チームのみなさんに感謝の気持ちも述べました。
 長女のさおりさんもマイクをにぎり、「投票箱が閉まるまでの奮闘で、必ず今回は父を議会に送ってください」と訴えました。
 7月1日、深夜0時半過ぎ、自宅の選挙事務所に「岡候補が591票でトップ当選」の報が入りました。満面の笑みを浮かべる岡候補、抱き合って涙ぐむ女性たち…。一気に喜びに沸き立ちました。
 この後、万歳の記念撮影。前列中央が岡孝一さん、その左は候補者を支えてがんばりつづけた妻の信子さんです。