小川きみ子の政見放送全文
 いかがお過ごしでしょうか。日本共産党の小川きみこでございます。
 小川きみこと日本共産党をどうかよろしくお願いいたします。

 私は以前、勤めを辞めて父の介護をしたことがあります。ですからいま、介護をしておられる方のご苦労が、とてもよくわかります。「保険料が高くて暮らしていけない」「利用料が高くて思うようなサ−ビスを受けられない」という声を、よくお聞きします。
 小川きみこは、介護保険料や利用料の減額免除の制度を、国につくらせます。
 全国で20万人といわれる待機者をなくすために、特別養護老人ホ−ムの建設を進めます。
 10月から実施されようとしている、高齢者の介護保険料の引き上げを、凍結させます。

 県下を回って良くお聞きするのは、「景気をよくしてほしい」という声です。ところが、小泉内閣は、大企業や大銀行、ゼネコンばかり応援して、ますます不況を深刻にしています。
 いま必要なことは、国民の家計を直接温めること、消費税を3%に、引き下げることではないでしょうか。
 私は、家計を預かる主婦として、毎日の買い物で消費税の重さを実感しています。お一人お一人の消費は小さいように見えますが、1億2千万人分が集まると、日本経済の6割を動かす、大きな力になります。
 一日も早い景気の回復と、消費税減税を願うあなたの思いを小川きみこに託してください。

 諫早湾干拓には、あなたも心を痛めておられるのではないでしょうか。
 自然を破壊し、ムダな公共事業の典型といわれている諫早湾干拓事業。ところが小泉さんは、「必要だから事業はつづける」、という態度です。
 小川きみこは排水門を開け、干潟を再生し、有明海を蘇らせる為に、これからも力を尽くします。また、古い堤防を補強し、排水ポンプを増やすなど防災対策も、しっかりと進めてまいります。

 小泉内閣は改革といいながら、社会保障の切り捨て、倒産と失業、消費税の増税など、我慢のできない痛みを国民に押しつけようとしています。私は、「政治を変えてほしい」、「暮らしをよくしてほしい」と願うあなたの思いを大切にし、国の予算を社会保障重点に切り替え、あなたの願う日本改革をすすめてまいります。

 長崎市で生まれ育った私にとって平和への思いはあなたと同じです。憲法9条を守り核兵器の廃絶をめざします。米軍基地の新たな建設や強化を許しません。
 また、「もう待てない。一刻も早く被爆地域を拡大して」と願う、被爆者の思いは本当に切実です。小川きみこは、その実現に全力を尽くしてまいります。 
 
 私は、党国会議員団長崎県事務所長として、県民の皆さんの要求を実現するために、毎年、国と交渉してまいりました。今度は国会議員として、あなたの声を国政に生かすために、働かせてください。
 小川きみこと日本共産党を、どうかよろしくお願いします。  
選挙法の関係で、表現を一部変えています。