「しんぶん赤旗」2024/3/29

合唱団「ながせん」が石木ダム座り込みを支援

 長崎県の合唱団「ながせん」(富澤憲治団長)のメンバー9人と有志6人が27日、ギターなどの楽器を抱え、県と佐世保市が川棚町に強行する石木ダムの工事現場にかけつけました。

 ♪「団結固く今もなお ふるさと守り腕を組む」「地面に杭は打たれても 心に杭は打たれない」。力強い合唱が、重機の音が聞こえる座り込みのテント前に響き渡りました。

 富澤団長は「数年前にこの地に来て合唱をしたことがありました。しかし、コロナなどで最近は来ることができないでいました。私たちの歌で何とか、ダム反対で頑張っている地元住民の皆さんを激励したかった」と語ります。

 「北国の春」から始まった合唱は「心に杭は打たせない」「川原(こうばる)の歌」と、ダム反対運動の中で作られた曲の演奏で大きく盛り上がりました。

 テントの中で座り込みを続ける反対住民の一人は、合唱を聞き、「久しぶりに自分も大きな声で歌うことができました。このような歌を聞かせてもらい、明るい気持ちになり元気をもらいました」と、盛んに拍手を送っていました。

 演奏を終えた団員たちは「地元のみなさんを激励したいとかけつけたが、ブレずに反対運動をするみなさんから、逆に励ましてもらった気がする」「今後とも可能な支援活動を続けていこう」など感想を出し合っていました。