「しんぶん赤旗」2024/3/9

国際女性デー長崎集会

 国際女性デー長崎集会実行委員会は8日、長崎市の鉄橋(てつばし)でスタンディングとリレートークをしました。

 参加した31人は、ミモザの花を手に「戦争やめて」などと書かれたプラカードを掲げ、道行く人にアピールしました。

 日本民主青年同盟の吉村ゆうさんは「私はトランスジェンダー当事者です。性的少数者の権利向上は女性の権利向上とともに進んできた経緯がありますが、日本はまだまだ遅れている」と語りました。

 新日本婦人の会長崎支部の森さおりさんは「私たちは女性というだけで差別されてきましたが、今は、同じ空の下で子どもたちが殺されるジェノサイドを一番悲しんでいます。一緒に戦争反対の声を上げていこう」と訴えました。

 日本での男女平等に関するシール投票も実施。現在の日本では、「男性が優遇されている」に19人、「平等」には2人、「女性が優遇されている」はゼロでした。高校2年の女子生徒は「学校では感じないが、社会人になると男性は管理職になるが女性がなかなかなれないのはおかしい」と話しました。

 佐世保市、諫早市、大村市でもスタンディングやリレートークなどをしました。