「しんぶん赤旗」2024/4/10

「如己堂」の御衣黄(ぎょいこう)桜

 爆心地から程近い長崎市上野町の「如己堂」。その傍らに、緑色の花びらの御衣黄(ぎょいこう)桜が咲いています。

 「如己堂」は、長崎原爆で被爆し重傷を負いながらも、被災者の救援に力を尽くした永井隆氏(医学博士)が晩年を過ごした住居です。2畳1間に誠一(まこと)と茅乃(かやの)2人の子どもと暮らしました。

 「己の如く他人を愛す」という意味から名付けられた如己堂から、世界に向け平和のメッセージを発信し続けた永井博士。ロシアのウクライナ侵略、イスラエルのパレスチナ軍事侵攻と戦火が続くなか、萌黄色の花びらが博士の思いをのせ揺れていました。