「しんぶん赤旗」2023/7/4

長崎で若者憲法集会報告会

 若者憲法集会実行委員会長崎県ネットワークは1日、6月に東京都内で開催された若者憲法集会の報告会を長崎市内で開きました。

若者の活動を支援している、新日本婦人の会や憲法改悪阻止県共同センター、県原水協のメンバーら約15人が参加しました。集会に参加した3人が感想やこれからの活動について語りました。

 筒井涼介・日本民主青年同盟県委員長が集会の報告を行い、1500人が銀座をパレードした様子を動画で紹介しました。当日講演した渡辺治・一橋大学名誉教授の「立ち上がって運動してこそ憲法が生きる」との話が印象的だったと述べ、「この言葉を大事に活動していきたい」と語りました。

 同じく参加した民青同盟員で大学生のJさんは「僕たちにとって1番大切なのは、憲法を学び自ら行動して一つずつ変えていくこと。それが希望ある未来の実現につながる」と述べ、若者と対話する時の情報源を、学ぶことで充実させていきたいと話しました。

 吉村ゆう県民青副委員長は、若者憲法集会実行委員会から提起された「敵基地攻撃能力保有・大軍拡に反対する青年の草の根ネットワーク運動」の取り組みを紹介し、「憲法を守る活動の要になると思う。県内各地で広げていきたい」と決意を語りました。

 参加者から感想や様々な質問が出され、交流しました。