「長崎のうたごえ祭典」開催

　長崎のうたごえ協議会は１８日、「長崎のうたごえ祭典」を長崎市で開催しました。ベテランのグループから、この日のために結成されたグループまで、多彩な歌声に約２００人の観客は聞き入っていました。

　三菱長崎造船所の元労働者らで結成された合唱団「ながせん」は、男性のみの歌声を力強く届けました。２曲ともオリジナル曲で参加した諫早市の「コールヒゼンマユミ」は女性ばかりの４人組。「なんきんはぜのうた」とウクライナ侵攻１年目につくった「麦の歌」は、新日本婦人の会諫早支部の会員の是枝朝子さん作曲。新婦人県本部顧問の池田アヤ子さん作詞です。

　新婦人コーラス「花の輪」は詩人の茨木のり子さんの詩に曲をつけた「わたしが一番きれいだったとき」を熱唱しました。

　合唱発表の後は、中国残留孤児の子ども「中国帰国者２世」の方たちの苦難の人生を訴えた歌「それが私の願い―私たちも日本人―」を２世のみなさんらが披露しました。