「しんぶん赤旗」2023/7/14

憲法共同センターがシール投票

 長崎県憲法共同センターは12日、長崎市の繁華街でシール投票と「大軍拡・大増税に反対する請願署名」に取り組みました。

 新日本婦人の会や民医連などから13人が参加。シール投票では、「軍事費5年間で43兆円についてどう思いますか」の項目に反対が78、賛成が1、わからないが2という結果でした。「43兆円あったら何に使いたい」では、「暮らせる年金にして」「介護保険利用料を取らないで」に多くのシールが貼られました。

 50代の女性は「息子は税金が高くて生活が大変と言っている。これでは結婚もできない。税金のありかたを含め、なんとかしてほしい」と切実に訴えました。

 新日本婦人の会長崎県本部の大橋由紀子会長は「シール投票をした人から『軍拡反対で声を出せる場所をつくってくれてありがとう』と言われた。市民の声を拾い上げる活動ができてよかった」と語りました。