「しんぶん赤旗」2023/7/14

長崎市で健康保険証の廃止はやめよとシール投票

 長崎県の日本共産党南部地区委員会は12日、長崎市内のアーケード街で「健康保険証の廃止はやめ、マイナンバーカードの運用中止を求める」署名行動とシール投票を実施しました。市民からは「今の政権のやり方に不満がいっぱい」との声が上がりました。

内田隆英衆院長崎1区候補と大石史生、中西敦信の両市議が参加しました。

 約10人で署名への協力を呼びかけ、「健康保険証の廃止、どう思いますか」とたずねるシール投票を訴えると、「反対」が25人、「延期して」が2人「賛成」はゼロでした。

 28歳の女性は「国のことが信用できないので、マイナンバー自体に反対です。保険証も今のままがいい」と署名しました。「マイナカードは、全財産持って歩くようなもんでしょう。おかしか。保険証から銀行口座から全部ヒモ付けられたら困る。制度はなくして、保険証は別にして欲しい」と訴える女性(75)もいました。

 「反対」にシールを貼った女性(45)は「体の不自由な人やお年寄りが困るのではないか。どうしてこんなに無理をしてやらせようとするのか。2万円分のポイントと言い、裏で何かあるのではと思ってしまう」と語りました。