「しんぶん赤旗」2022/12/17

南部地区委員会が小松泰信岡山大名誉教授を迎えつどい

 日本共産党長崎県南部地区委員会は14,15の両日、長崎市出身の小松泰信・岡山大学名誉教授を迎え、「私と日本共産党」と題したつどいを長崎市内3カ所で開きました。14日の大浦地域でのつどいでは大石ふみき市議が進行役を務めました。

 小松氏は、政府の敵基地攻撃能力保有や防衛費増額などの政策を批判し「今の政治状況は戦争する国に向け駆け足で進んでいる。今こそ党の仲間を増やしていかなければと思っている」と訴えました。

 「入党に後悔なし」と語る小松氏は「国会で戦争法案が提出され、このままでは子どもや孫、学生たちが戦争に行くことになると思った時に戦争反対、平和を渇望し、弾圧をくぐり抜け頑張ってきた共産党しかないと入党を決意した」と当時を振り返りました。

 岡山県瀬戸内市での講演会で女性が入党したと聞き、「グッとこみ上げるものがあった。新たに入党してもらうということは、党員に『がんばろうよ』と勇気をくれる」と強調しました。

 質疑では、初めてつどいに参加した男性が「党名を変えれば人気が出るのでは」と質問。小松氏は「私は戦前、戦後、変わらずにきた党の姿勢がすごいと党名に憧れて入党した」と答えました。

 15日の2カ所のつどいで、合わせて3人が入党しました。