「しんぶん赤旗」2019/2/22 & 党県委員会Youtubeより
長崎新幹線フル規格化・計画の凍結を 堀江県議反対討論
(動画あり)
 堀江ひとみ県議の2月議会での新幹線整備促進意見書に対する反対討論の動画です。




〜赤旗 当該記事〜
 長崎県議会初日の20日、「九州新幹線西九州ルート整備特別委員会」は、長崎新幹線の全線フル規格による整備を実現するため、国に働きかけるよう県に求める意見書を提出しました。日本共産党の堀江ひとみ県議が反対討論を行いました。

 2022年、開業予定の長崎新幹線は、国が20年間・約490億円をつぎ込んだフリーゲージトレイン(レール幅の狭い在来線も走れる新幹線)の導入断念により、計画が大幅に変更。フル規格の新幹線が走るのは長崎から武雄温泉までで、武雄温泉駅で特急に乗り換えなければならず、その上、フル規格の新幹線が走る長崎から武雄温泉間は料金が上がります。

 堀江県議は、長崎新幹線事業は、フリーゲージトレインもフル規格も、実現の見通しがないまま事業をすすめていることが問題だと指摘。昨年秋、日本共産党長崎市議団がおこなった市民アンケートでは、長崎新幹線について、「フル規格での整備をめざすべき」25%に対し「一度立ち止まって計画は見直すべき」45%が大きく上回ったことを紹介。「長崎新幹線計画は凍結すべきです。長崎線の整備と新幹線に頼らない交通網の整備。県内どこに住んでも公共交通が確保されるようにするべきです」と訴えました。

 意見書は、日本共産党以外の賛成多数で可決されました。