「しんぶん赤旗」2019/4/9
長崎市政と日本共産党 市民に冷たい長崎市政の転換を
 


 
 長崎市議選は、定数40を45人で争う見通しです。日本共産党は、内田隆英候補(63)=現=、中西あつのぶ候補(38)=現=、大石ふみき候補(41)=現=の3議席確保を目指します。

 3期目を迎えた田上富久市政は、建設費216億円のMICE(コンベンション)施設や、地上19階の豪華新庁舎建設などに、惜しみなく税金をつぎ込む一方、国保税や介護保険料を引き上げる市民に冷たい市政です。

 2016年以降、市民団体から、5件もの住民投票の実施を求める直接請求が、必要数以上の署名を添えて提出されましたが、市長はすべてに「反対」し、市民の訴えを拒否しました。

 日本共産党と市議団は、子ども医療費の中学卒業までの助成をくり返し求め実現。準要保護世帯の入学準備金(就学援助)も2倍に引き上げられました。小中学校へのエアコンの設置が決まるなど、市民の要求を議会に届け、実現してきました。

 市議団は、▽MICEは中止し、子ども医療費を高校卒業まで窓口無料に▽学校給食費負担軽減▽国保税の大幅引き下げ▽危険度が最も高い病原体を扱うBSL―4施設の住宅地建設反対―などを公約に掲げ、支援を訴えています。