「しんぶん赤旗」2019/4/13
激闘県都の長崎市議選 市議会に欠かせない3議席確保を

 長崎市議選(定数40)は、45人が立候補する見通しの少数激戦の中、日本共産党は、内田隆英候補(63)=現=、中西あつのぶ候補(38)=現=、大石ふみき候補(41)=現=の3議席確保を目指します。

 共産党市議がゼロになった8年前、4年間で議案討論は14回しかありませんでした。ところが、4年前に議席が回復するとその18倍に―。

 転出超過数が全国ワースト1位となり、その対策が問われる長崎市。党市議団は子ども医療費の中学卒業まで助成をくり返し求め実現。就学援助の入学準備金の入学前支給、小中学校へのエアコンの設置などを実現し、子育て、くらし、中小企業応援で定住人口を増やせと求めています。

 自民、公明党は、消費税10%増税を水道料金などに転嫁する議案に賛成。党市議団は「10%増税の先取り。増税反対の思いは共産党へ」と訴えています。

 党市議団は、建設費216億円のMICE(コンベンション)施設や、地上19階の豪華新庁舎建設は見直し、約120億円のためこみ金を使い、子ども医療費の高校卒業まで窓口無料▽学校給食費負担軽減▽国保税の大幅引き下げ▽危険度が最も高い病原体を扱うBSL―4施設の住宅地建設反対―などを掲げ、奮闘しています。