「しんぶん赤旗」2019/4/24
再選果たした長崎市議が宣伝 くらし・福祉優先の市政に
 市議選の開票から一夜明けた22日、再選を果たした内田隆英、中西敦信、大石史生の各市議が、長崎駅前で選挙で訴えた公約実現に力を尽くすと決意を述べました。「参院選では市民と野党の共闘で安倍政治にさよならしよう」と呼びかけました。

 中西市議は、選挙中に「高すぎる国保税を引き下げてほしい」と多くの声が寄せられたことを紹介。「堀江ひとみ県議とスクラムを組み、市民の皆さんと力を合わせ国保税引き下げのため全力を尽くす決意」だと述べました。

 大石市議は、市が進めるMICE(コンベンション)施設建設費は、子ども医療費中学卒業まで無料の予算の32年分だと指摘。「市民の反対の声を無視しMICEに税金をつぎ込むことは許されない。市民の声を聞く市政に変えていきたい」と訴えました。

 内田市議は、19階建の新庁舎建設の258億円があれば、子ども医療費は高校卒業まで無料、高齢者の交通費助成は2倍にできると述べ、「みなさんと力を合わせ、大型公共事業よりくらし、福祉優先の市政に変えていきたい」と決意を語りました。

 電停で聞いていた男性が手を振って市電に乗り込みました。