「しんぶん赤旗」2019/6/1
民主長崎県政をつくる会が総会 県政めぐる動き報告
 「民主長崎県政をつくる会」は28日、長崎市内で総会を開きました。

 日本共産党の堀江ひとみ県議が長崎県政について報告。石木ダム建設事業について、県は当初予算で19億1800万円を掲げたが、4月の時点で11億1800万円、本体工事費など8億円も減額したことを紹介し、「ダム建設反対の声が大きく影響し、体工事ができないと判断したのではないか」と語りました。

 諫早湾干拓、石木ダム、新幹線、カジノ、国保、佐世保基地など県政をめぐる動きが報告されました。「ストップ・カジノ!長崎県民ネットワーク」の川嵜一宏さんは「4月の佐世保市長選挙の出口調査では57%がカジノは中止すべきと答えている。『ネットワーク』では反対の署名を1万人以上集め、みなさんと一緒にカジノ誘致を中止させたい」と語りました。

 県商工団体連合会の森和史さんは、長崎県が国保滞納者への差し押さえ率が全国ワースト3位であることを紹介し「国の負担引き上げを求め、払える国保へ運動を強めていきたい」と話しました。

 新幹線のトンネル工事によって諫早市の井樋ノ尾地区で水枯れ被害が起こっている問題で、日本共産党の中野太陽諫早市議が報告しました。