「しんぶん赤旗」2019/12/10
「ヒバクシャ国際署名」を呼びかける 「6・9」行動
  長崎県原水協は9日、長崎市の平和公園で今年最後の6・9行動を行い「ヒバクシャ国際署名」への協力を呼びかけました。1時間で224人が署名しました。

 長崎市でローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇が、核廃絶を呼びかけたメッセージを日本語と英語で書いた横断幕を掲げ、署名を訴えました。

 平和公園には、長崎港へのクルーズ客船の入港で、中国人の観光客が大勢訪れました。署名への協力を呼びかける中国語の解説を読んだ中国人が次々と署名。子どもに語りかけながら、展示された原爆パネルを熱心に見つめる中国人女性の姿もありました。

 埼玉からきた男性()は「核兵器廃絶の運動が盛り上がっているのに、被爆国である日本政府がなぜ核に守ってもらおうとしているのか、先頭に立って取り組むべきだ」と語気を強め署名しました。

 佐世保市でも取り組まれ、新婦人佐世保支部のメンバーがマイクを握り、ローマ教皇が長崎・広島で「戦争のための核兵器使用は、犯罪以外の何ものでもない」と批判したことなどを訴えました。1時間で111人が署名しました。