「しんぶん赤旗」2018/10/17

無形民俗文化財「竹ン芸」

狐の妙技に歓声響く

 若宮稲荷神社(長崎市伊良林)の秋の大祭が14、15の両日催され、国と市の無形民俗文化財の「竹ン芸」が奉納されました。

 高さ10b余りもある青竹の上で、白狐の面をかぶり白装束に尾をつけ、女狐(めぎつね)と男狐(おぎつね)に扮した若者が曲芸を披露します。祭ばやしに浮かれて、狐が竹やぶで戯れるさまを表現しています。

 ゆら〜り、ゆら〜りとしなる青竹の上で2匹の狐がからまりながらの妙技に、見上げる観客から歓声が上がっていました。