「しんぶん赤旗」2018/10/20
年金者一揆2018長崎集会  最低保障年金制度の確立を
 全日本年金者組合長崎県本部は17日、長崎市鉄橋で「年金者一揆2018」長崎集会を開きました。約60人が参加。「年金削るな!軍事費減らせ!」「最低保障年金制度の確立を」などと書かれたむしろ旗を何本も掲げ、道行く人にアピールしました。

 宮地昭委員長は、「年金削減を続ける悪らつな安倍政権にみんなで抗議の声を上げよう」と呼びかけました。

 労組や団体から連帯のあいさつがあり、日本共産党の内田隆英長崎市議が「最低保障年金制度を確立させ、働く人たちが安心して老後を暮らせる社会をつくるためねばり強く運動を続けていきましょう」と訴えました。

 組合員のリレートークでは県内各支部のメンバーが次々に発言しました。

 社会保障制度の拡充を求める署名への協力も呼びかけ、71歳の男性は「知らないうちに年金が下がっている。あまりの下がり方に本当に腹が立つ」と怒りの声を上げ、「娘は自分たちが年金をもらえる見込みがないからと保険会社の年金をかけています。これからの若者が心配」と話す女性(67)など多くの人が足を止め、署名していました。

 集会宣言を採択し、「年金下げるな」の横断幕を掲げアーケード街をデモ行進しました。