「しんぶん赤旗」2018/12/27
ながさき平和委員会 沖縄連帯のジュゴンアクション
 ながさき平和委員会は25日、長崎市の繁華街で安倍政権による辺野古への土砂投入中止を求める「ジュゴンアクション」に取り組みました。「辺野古に基地はいらんばい」と書かれたパネルやジュゴンのイラストボードなどを飾りつけ道行く人にアピールしました。

 クリスマスにちなみ、サンタクロースの帽子をかぶったメンバーらは「止めよう!辺野古への土砂投入」と書かれたビラを配布。基地建設反対の署名と、折り紙でつくったジュゴンに沖縄への思いを書き込んでほしいと呼びかけました。

 横浜から訪れた専門学校生の松本茜さん(20)は「海洋について勉強しています。せっかくきれいな海があるのだから、それを壊すようなことはやめてほしい」と署名しました。「失われた自然は二度と取り戻せない。若い世代のことを考えると簡単にやってはいけないのでは。民意を無視する安倍政権には不信感しかない」とジュゴンの折り紙にメッセージを書き込み署名する女性もいました。

 メッセージを書いた高校2年の女子生徒3人は「美しい海や自然は、みんなを笑顔で幸せにすることができるのだから、基地ではなく自然を守ってほしい」と話しました。