「しんぶん赤旗」2018/10/10

秋の大祭、長崎くんち 大歓声と「もってこ〜い」

 江戸時代から続く長崎市諏訪神社の秋の大祭「長崎くんち」が7日から9日まで開かれました。

 くんちの一番人気「太皷山―コッコデショ」(椛島町)。4人の子どもを乗せた1トン以上あるといわれる山車(だし)を、約40人の担ぎ手が「コッコデショ!」の掛け声とともに空中に放り上げ片手で受け止めます。その豪快さに観客からは大歓声とともにアンコールを意味する「もってこ〜い」の声がかかっていました。

 太皷山の担ぎ棒は、原発事故で被災した福島県川内村から贈られたヒノキで新調され、初日には遠藤雄幸村長が駆けつけました。