「しんぶん赤旗」2018/01/15
長崎知事選挙 原口さんで長崎県政転換 
宮本岳志衆院議員迎え「つくる会」新春のつどい

 18日に告示の迫る長崎県知事選(2月4日投票)で「民主長崎県政をつくる会」は14日、日本共産党の宮本岳志衆院議員を迎えて、「県政を語る新春のつどい」を開きました。同会から無所属で立候補する原口敏彦候補(日本共産党推薦)の勝利で「県政の転換を」と決意を固め会いました。

 各層から連帯のあいさつがあり、子育て世代の中西明香さんは「親の願いは病気の時、財布の中身を心配せずに受診できること。未来を担う子どもたちに税金を使ってほしい」と述べ、「石木川まもり隊」の松本美智恵さんは「中村知事は石木ダム建設地の住民がいくら話し合いを求めても耳を貸さない。まともな県政を原口さんに託したい」と語りました。

 宮本氏は中村知事の「9条変えてもいい」との発言に、「これほど長崎の心に背くものはなく、改憲を企てる安倍首相と並んで不適切な知事」と指摘。「長崎は日本国民の平和の願いの原点。原口さんを知事に押し上げて、県政に被爆地長崎の心を取り戻そう」と訴えました。

 原口候補は「税金を県民のくらし、福祉、子育て優先に切りかえ、県民の声を聞く県政にしていく」と述べ、「安倍政権いいなりの県政から国に堂々とものを言う県政へ。これこそあるべき知事の姿ではないでしょうか」と決意を表明しました。

 慶応大学の小林節名誉教授、岡山大学大学院の小松泰信教授らから連帯のメッセージが届き、紹介されました。