「しんぶん赤旗」2017/12/28
辺野古新基地中止を  長崎平和委員会ジュゴンアクション

 「ながさき平和委員会U40+(アンダーフォーティプラス)」は26日、長崎市の繁華街で、辺野古新基地建設中止を求める「ジュゴンアクション」に取り組みました。辺野古への新しい基地建設反対の署名と、折り紙でつくったジュゴンに沖縄への想いを書いてほしいと訴えました。

 メンバーは米軍の大型ヘリの窓が落下した、沖縄県の普天間第二小学校の子どもたちの作文を載せたビラを配布。そこには「ぼくの学校はこんなにきけんととなりあわせなのか」など、子どもたちの痛切な声であふれています。

 34歳の男性は「小学校の上は飛ばないとか音を小さくするとか配慮がいる。最終的には基地はなくなってほしい」と語り署名に応じました。署名した女性(52)は「あんなに度々事故が起きれば安心して暮らせない。子どもも大人も人権が守られていない」と憤りの声を上げました。

 女子高校生(16)2人も署名していました。

 メンバーの東條貴香さん(39)は「事故を身近に感じている人も多くいた。来年も引き続きがんばりたい」と語りました。