「しんぶん赤旗」2017/10/09
雲仙市政と日本共産党 上田あつし候補と矢崎かつみ候補

 長崎県雲仙市議選(定数19)が15日告示(22日投票)されます。定数が2削減される中、21人が立候補する見通しです。日本共産党は上田あつし候補(60)=現=(写真上)と矢崎かつみ候補(67)=新=(写真下)が、議案提案権めざし2議席実現に挑みます。
 市民アンケートの回答では「高すぎる国保税を何とかしてほしい」との切実な声が、一番多く寄せられています。上田議員は、市議会で国保税の値上げに一貫して反対。一般財源からの繰り入れを市長に何度も求めて、値上げ幅を抑えました。子ども医療費助成制度では年齢拡大を繰り返し求め、3年前に中学卒業まで実現しました。日本共産党の提案で「中小企業振興基本条例」がつくられました。
 雲仙市のためこみ金である基金は13億円にのぼります。日本共産党はその一部を使って、▽県内13市で3番目に高い国保税を1世帯1万円引き下げ▽子ども医療費は窓口での支払いなしに▽高校通学費の補助を▽小・中学校の教室にエアコン設置▽住宅リフォーム助成制度の復活を▽「中小企業振興基本条例」を生かしたまちづくりを―と提案しています。
 両候補が2議席に挑戦するのは4度目。両候補は「何としても2議席を実現し、安倍政権に審判を。市民の声がもっと届く議会に」と訴えています。