「しんぶん赤旗」2016/10/19
「怒りの年金者一揆・2016」長崎県集会
年金削減にストップを

 全日本年金者組合長崎県本部は14日、「怒りの年金者一揆・2016」長崎県集会を長崎市内で実施し、59人が参加しました。
 組合員は揃いのオレンジのブルゾンにゼッケンを付けて参加。「老後破産はイヤ」などと書かれた手作りのむしろ旗やプラカードに、道行く人々は見入っていました。

 最初に「仲間の輪を広げて若い人と手を結んで年金引き下げに断固反対しましょう」と訴えた集会アピールを採択。続いて宮地昭県本部委員長が「みなさんと一緒に年金削減にストップを」と主催者あいさつをしました。

 組合員のリレートークでは日々の生活実態や政府の社会保障改悪への批判などが語られ、込み上げる怒りとともにこうした運動が県民・国民を動かす原動力になると、元気いっぱいの発言が続きました。

 連帯して労働組合の代表らが発言。日本共産党の大石ふみき長崎市議は「昨年のいっせい地方選挙で『年金が5万円しかない』と切実な声が寄せられた。最低保障年金制度の実現目指してみなさんと一緒にがんばります」と決意を述べました。