「しんぶん赤旗」2016/10/9
長崎・諫早市で田村智子副委員長迎えてつどい
共同の大義を太く

 長崎県の日本共産党中部地区委員会は8日、田村智子副委員長・参院議員を迎えて諫早市で「日本共産党と新しい日本を語る集い」を開きました。

 「2期目の当選を果たし、今回の初登院は晴れやかな気持ちだった」と切り出した田村氏は、参院選を振り返って「野党と市民の共闘が広がり、劇的な変化が起こった」と指摘。その上で、日本共産党を幅広い人々に知ってもらい、共同の大義を太く確かなものにして衆院選をたたかう展望を語りました。

 田村氏は、アベノミクスなど安倍政権の暴走と破綻について、党綱領を示しながら「大企業中心の政治が日本経済に深刻な矛盾を生み出しています。日本共産党は経済社会の中に民主的なルールを確立することを目指しています」と語りました。

 戦争法や自衛隊に関する参加者の質問に対し、田村氏は「外交の力で国民を守ることが当然であり、自衛隊を解消することに国民の理解が得られるような状況をつくりたい」と答えました。
 来年3月の諫早市議選に立候補する西田京子、中野太陽の両市議が決意を語りました。

 田村氏を囲んで感想を語り合う中で、男性(36)が「国民の苦難に心を寄せる党の一員になりたい」と入党申込書にサインしました。