「しんぶん赤旗」2016/08/05

地球を壊す核兵器、つかってはダメ

「ヒバクシャ国際署名」に反響 佐世保原水協


 原水爆禁止世界大会・広島の開会を前にした3日、佐世保原水協は「核兵器のない世界を実現しよう」と、佐世保市・四ケ町アーケードで「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」(「ヒバクシャ国際署名」)に取り組みました。世界大会に参加する安江綾子さんら12人か参加し、210人の署名を集めました。

 「私は被爆者」という人は、「戦争がよいか悪いか知らんばってん、こがん兵器は絶対つこうたらいかん。浦上にいましたが私だけ疎開していた。親も親戚もみんな死んだ。5歳の時に原爆におうた。こんな兵器は何があってもいけんです。孫が4人いるけど、とても心配」とボールペンを走らせました。

 高齢の女性は署名に応じながら、「私はこの名前は好かんとばってん、親がつけたけん大事にせんば。みんなそうばってん、日本とか地球を壊すような兵器はつくったらいかん」と語りました。

 署名行動の締めくくりに参加者全員で「アベ政治を許さない」のプラカードを掲げ、通行する人々にアピールしました。