「しんぶん赤旗」2016/07/24
「あみの目平和行進」
子どもたち踏み出した一歩

 長崎市の日見地区で20日、「原水爆禁止あみの目平和行進」が始まりました。

 今年で31回目となる「あみの目平和行進」は、労働組合などでつくる実行委員会(渕上剛幸委員長)が毎年実施しており、市内各地を「網の目」のように行進し、子どもたちとともに平和について考える機会となっています。今年は8月5日まで市内9地区で実施されます.
 
 長崎市日見支所前で開かれた出発集会では約120人が集まり、参加した高校生1万人署名実行委員会と地元の学童クラブから、それぞれ合唱や発言がありました。田上富久市長からのメッセージも寄せられました。

 日見地区平和行進実行委員会の芝野由和(よしかず)代表が「日見地区での平和行進は毎年実施され30年目となります」と紹介し、「(1万5千発もある)核兵器を禁止する条約を作ろうという運動が世界中で起こりつつあります。この行進もそういう動きに少しでも力になれば」とあいさつしました.

 「平和はあなたが歩く一歩から」の横断幕を掲げながら約1時間、力強く行進しました。