「しんぶん赤旗」2016/05/07
「未来はみんなの手の中」
「憲法いかして平和を守ろう」

長崎市で憲法集会

 長崎市では3日、「戦争法廃止!9条守れ!ながさき集会」が長崎県勤労福祉会館で開かれ、300人以上が参加しました。主催は「ながさき9条フェスタ実行委員会」と、ながさき市民連合。
 
 「長崎の学者・研究者の会」の芝野由和代表世話人が主催者あいさつし、「安倍首相は緊急事態条項を突破口に明文改憲をすすめようとしている」と厳しく批判。ともに行動し声を上げようと呼びかけました。
 
 N−DOVE(エヌ・ダブ)や高校生、被爆者、女性、弁護士が壇上でリレートーク。このなかで、昨年の高校生平和大使の内野璃奈さんは、「集団的自衛権の行使に踏み出せば、この国が戦争の加害者になる可能性がある。それを考えると、とても恐ろしい」と語り、高校生1万人署名活動実行委員会の永石菜々子さんは、「70年間戦争をしないできたのは憲法9条が大きな役割を果たしたから。私たちの1票で日本を守っていきたい」と発言。大きな拍手を受けました。

 参院選長崎選挙区の野党共同候補・西岡秀子氏のメッセージが紹介されました。

 参加者が一体となって「憲法いかして平和を守ろう」「平和がよかけん戦争反対」「国民なめんな長崎なめんな」「未来はみんなの手の中」とコールを上げ、ピース9ウォークに出発。横断幕やプラカードを掲げ、市中心部を行進しました。

 佐世保市では「水陸機動団配備の問題点と『戦争法』」と題する平和学習会が開かれ、40人が参加しました。