「しんぶん赤旗」2015/05/02
立憲主義・民主主義守れ
選挙に行って戦争法を阻止しよう
メーデー長崎県集会

 ステージに掲げられた「大幅賃上げで景気回復を、熊本地震被災者救援、選挙に行って戦争法を阻止しよう!」の横断幕。長崎市・公会堂前広場で開かれたメーデー長崎県集会には542人が参加しました。熊本地震被災者救援の募金が取り組まれました。

 主催者あいさつした中里研哉実行委員長(長崎県労連副議長)は「新しい民主主義のうねりを長崎でも起こそう。立憲主義・民主主義を守れ、被爆者たちの声を聴け、みんなで選挙に行こう」と呼びかけました。

 ながさき市民連合を代表して富塚明長崎大学准教授が「衆院北海道5区補選で野党統一候補の池田まきさんがあと一歩に迫った。野党共闘が有効であり、無党派層の7割の支持を集めた」と述べ、「ワクワク感と決意を胸に市民が求める政治をつくっていこう」とあいさつ。日本共産党から原口敏彦県書記長(参院選比例候補)が「憲法のルールを踏み破る政治を今度の参院選できっぱり断ち切ろう。人間らしく働ける雇用のルールをつくっていきましょう」とあいさつし、大きな拍手を受けました。

 非正規労働者の処遇改善と均等待遇を求め3月にストライキを実施した郵政産業ユニオン長崎中郵支部など7労組・団体がリレートーク。メーデー宣言を採択し、湊公園までパレードし、要求をアピールしました。