「しんぶん赤旗」2016/02/27
長崎に市民連合準備会
来月19日、集会を予定
 安保法制の廃止を求める長崎県の4団体有志は25日、会見を行い、「安保法制廃止と立憲主義の回復を求めるながさき市民連合(ながさき市民連合)」準備会を結成しました。参院選長崎選挙区の「市民・野党統一候補」の実現と当選をめざして活動を開始すると発表しました。

 呼びかけたのは、憲法改悪阻止県共同センター、戦争への道を許さない!ながさき1001人委員会、N―DOVE(エヌダブ)、女の平和in長崎の4団体です。

 会見には10人が臨み、各団体から発言がありました。N―DOVEの國貞貴大さんは「未来に生きる子どもたちの笑顔を奪わぬよう、声を上げていきたい」と話しました。

 準備会は「市民・野党統一候補」に向けて、@安保法制廃止A立憲主義を守るB個人を大事にする政治を―の3点が大事とのべ、「まずは政党間の協議が必要」と強調しています。

 準備会は「戦争法廃止!安倍政権退陣!ながさき集会」を3月19日午後1時30分から長崎市の長崎県勤労福祉会館で開く予定です。

 会見後、県内の各政党を訪問。野党共闘による「市民・野党統一候補」実現と集会参加などを求め、申し入れました。